環境省 平成28年度地域活性化に向けた協働取組みの加速化事業「地域循環型社会づくり~伊勢竹鶏物語3Rプロジェクト~Part2」の第2回情報交換会を、じばさん三重大研修室にて、13:30~16:30まで開催いたしました。
当研究会会長 新田 義孝(四日市大学名誉教授)の進行により、長時間のプログラムにも関わらず、会場一杯の85名ものご参加をいただきました。
最初に、環境省中部地方環境事務所 永井均課長様 ならびに、環境省中部環境パートナーシップオフィスチーフプロデューサー 新海洋子様より挨拶いただきました。
その後、当事業に関わっていただいている皆さまによる発表を行いました。
1)野菜の試食について (高見喜美子氏:元四日市市食生活改善協議会 会長)
同 消費者 (三林晴子・後藤二三子)
2)竹粉を利用した野菜栽培 (竹村仁志氏:ニューファーマーズ倶楽部)
3)竹伐採・竹粉製造・供給 (佐藤泰彦氏:四日市里山クラブ竹粉グループ代表)
4)里山を手入れして守る人 (植松正弘氏:NPO法人 PPK四日市 代表)
5)竹粉栽培の野菜評価 (伊藤嘉洋氏:三重県四日市農林事務所)
※皆さまにお渡しする「トマト・ブロッコリー・にんじん」は、どのようにつくられているのかを紹介や、公的機関における野菜のデータ(ビタミン、糖度、抗酸化力の向上)などを示していただきました。
上記、取り組みについての評価や今後の展望について 田辺則人氏(地域問題研究所 主席研究員)に、里山保全を目指し、地域の竹を資源とした、地域循環型社会づくりの活動について発展的に進めるためにお話をいただきました。
また、三重県多気町の先進的な取組みである、「バイオと再エネが地域と里山を変える」のお話を、谷村 朗氏 (多気町環境商工課長)より、取組みのご紹介をいただき、参加者の皆さまもとても興味深く、関心を寄せていただきました。
その後の、パネルディスカッションでは、登壇者の方々に再登場いただき、質疑応答など会場のご参加の皆さまと活発な意見交換を行いました。
この事業に大勢の皆さまより、高い関心を寄せていただき、発展的に社会貢献すべく、関係者一同頑張って参ります。
また、その後、開催しました「交流会」にも、50名を超える大勢の方々がご参加いただきました。
ありがとうございました。