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八郷地区「獣害問題」調査始まる!

2018年05月16日

 八郷地区における「獣害問題」の調査が、5月15日(火)午後3時から始まった。
 四日市大学環境情報学部 千葉賢教授と橋本幸彦准教や学生が、八郷地区谷口連合自治会長や役員の皆さまや八郷地区市民センター館長のご協力の元に調査が始まった。

 八郷地区は、四日市市の北部に位置し、面積が 10.21km2と四日市市内全 24 地区の中でも広く、全市の5%の面積を占める。
 昭和30年代までの里地はのどかな田園地帯で、春には菜の花が一面に咲き、里山は緑豊かで動物も多く、生態系は健全であった。
 
 昭和40年代から高度成長時代と共に、団地の建設で人口も増加し、高速道路も地区を通り、平成20年ごろからは新名神高速道路の工事なども始まり、八郷地区は高速道路がいくつも交わるジャンクションのランプウェイの地でもある。
 このような地区で発生するのが、住処を追われ、食べものもない野生生物たちである。
 その被害は、地域の各所に現れ檻や田や畑に有刺鉄線などで囲んで、農産物を被害から守っている状況が発生している。

 当会では、28年に八郷小学校4年生の先生が総合で取り上げられ、1年間、環境のアドバイザーとして協力した。
 そして、更に29年に環境教育ESDの学習プログラムを作成した。