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四日市市発行の「まなぼうや通信」に「伊勢竹鶏」掲載!

2011年07月31日

四日市市文化国際課発行の「まなぼうや通信22号」に「ロマンは伊勢竹鶏マジックへ」をテーマに「伊勢竹鶏物語」の取組みが情報紙の6ページで紹介されました。

なお、当研究会事務局長の矢口芳枝も「生涯学習の達人」コーナー(8ページ)で紹介されています。

また、文化国際課のホームページにも「まなぼうや通信22号」が掲載され、Web上でも掲載されて広く広報されています。

四日市市HP掲載場所のアドレス
http://www.manabouya.com/manabouya/vol_22_isetaketorimonogatyari/take_index.html

♪「まなぼうや通信22号」♪ の内容の一部を下記にて紹介

「ロマン」
 5年前、四日市大学の一隅で新田義孝教授(環境情報学部)を囲んで、数人のロマンチストたちが「生ゴミを活かし、竹の繁茂を抑制し、これらを考えた地場産業はできないものか(地域の循環社会形成へのチャレンジ)」と、熱く語っていました。
 竹は、竹細工・竹炭など以外に活用は無理かと考えられていました。ところが、竹を粉末にして、分解酵素(菌)を添加し発酵させることで飼料化ができ、しかも、このエサを食べた鶏の糞に匂いがないことも分かって、このロマンは大きく踏み出しました。

「具体化」
 平成21年度、この分解菌混合飼料を使い、100羽の規模の養鶏事業「伊勢竹鶏物語 ~3Rプロ ジェクト~」として、環境省の支援認定を受け、四日市大学での実証研究を開始しました。

「そして今」
 昨年度(22年度)には、鶏を500羽まで増やし、地域での事業化展開(地場産業)を考えたステップに入っています。
 今年度、市内下野地区では、地域の里山保全活動と伊勢竹鶏物語とが協調して、モデル事業としての推進が始まりました

伊勢竹鶏物語」の飛躍
 地域への適用が軌道に乗ることは、多岐にわたる良好な相乗効果が期待できるはずです。  この「プロジェクト」は、未利用の廃棄物活用・竹林の繁茂抑制、地場ブランド卵・野菜の生産、雇用促進・地域活性化、循環・3R(Reduce リ・デュース、Reuse リ・ユース、Recycle リサイクル)社会の形成、環境教育 の実践など幅広く、全国へと飛躍する要素を含んでおり、「伊勢竹鶏」マジックとして大きく展開することが期待されています。