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リーダー養成講座「教員編」 8/9、8/23  報告

2012年08月24日

四日市市環境学習センターでは、夏休みには、毎年市内の教育関係者向けのリーダー養成講座を開催しています。
今年度も運営を、当研究会が協力する形で下記のように開催されました。

日時:8月9日(木)午後2時~5時
テーマ:実践環境教育 理科教材で学ぶ環境教育
協力:ケニス株式会社
参加者:25名+スタッフ3名

講義と実習の第1は、放射線の実験、2 省エネ、3 酸性雨、4 万華鏡、5 顕微鏡のメンテナンス

メインの放射線の実験は、①放射線と放射能の違い ②放射性物質は身の回りのどこにあるのか がポイント

①では、Aさん:ボールを持っている人が投げたボールを受け取った人:Bさんは被爆者となる。
ただし、Bさんからボール(放射線物質)はでない。すなわち、被爆者から放射能は移らない・・ということ

②「放射線教育サポート(ワークシート付き)」に従って、温度差50℃の環境下で見えるという『霧箱実験セット』
で観察・実験ーはじめて見た参加者は興奮気味に夢中になった。
放射線物質は室内の埃を集めることで実験可能である。ウラン鉱物があれば、尚よい。また、いろんな場所、物質からも放射線を観察することができた。半減期、透過力の実験・観察もし、参加者全員大満足であった。


日時:8月23日(木)午前8時50分~午後3時30分
テーマ:バス視察研修 市内の自然観察
講師:桐生定巳先生(四日市自然保護推進委員会)
参加者:27名+スタッフ3名

午前中は、①味の素株式会社への工場見学と工場内にある野鳥施設の見学
私たちには馴染みのある「ほんだし®」や「味の素調味料」の工場案内と敷地内に約1万m2もの自然保護区域「味の素 東海バード・サンクチュアリ」があり、多くの野鳥を観察しました。
②南部丘陵公園内において、自然観察(葉っぱやドングリの実など)

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午後からは、桐生先生が用意されたドングリの葉っぱ(12種類)とドングリの実(12種類)を葉っぱはラミネートに見て解る図鑑にし、どんぐりの実は、パネルに張り付けて、子どもたちが見て解るように教室で吊るしておける教材が出来上がりました。
教員の皆さまのアンケートでも、充実した一日を過ごした、勉強になったと好評でした。

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