四日市市環境学習センター主催、当研究会企画・運営の「ステップアップ エコカレッジ講座」は、ごみ問題(四日市市の現状、生ゴミコンポストづくり、産業廃棄物、廃材を利用した工作)の講座を次のように開催した。
日時:平成24年9月22日(土)午前10:00~15:30
場所:四日市市環境学習センター
参加数:30名+5名(講師・スタッフ)
《1》テーマ:四日市市のごみの現状 午前10:00~11:00
講師:前川 篤氏(四日市市生活環境課)
●ごみの分別の種類からごみの処理方法そして3Rについて「リサイクル」は市民の皆さんに浸透したが、重要なのはリデュースで必要のないものは購入しないこと、スーパーの開店セールなどの時に、いっぱいの購入されたものは結局ごみとなるなど、具体的な現状を交えたお話を得た。
●北部清掃工場の新たなごみ処理施設の建設や南部埋め立て処分場(小山町)はこのままいけば10年弱で満杯なるなど、市民のごみの出し方の重要なことを理解を求めるべく話された。
《2》テーマ:お家でできる生ごみの堆肥化「段ボールコンポスト」
講師:平出恒志氏 (四日市段ボールコンポストの会)
●ごみの減量を家庭でも気軽に出来る段ボールを利用する方法の指導を得た。
●定期講習会の開催を行われている。(環境学習センター059-354-8430にお問い合わせください)
●ダンボールコンポストに関する相談も受け付け(090-4186-8600平出)
《3》テーマ:産業廃棄物のゆくえ -事業者から見た、産業廃棄物の現状と循環型社会の提言ー
講師:戸田和男氏((有)繁栄商事)
●日本における物質フローから産業廃棄物の現状や中身などについて、図(環境省)を用いて説明され、我々に直接かかわらないと思われがちの産業廃棄物の関係を詳しく学ぶことが出来た。
《4》テーマ:荷づくりバンド紐(ビニール製)を用いて金魚づくりに挑戦!
講師:井上氏(工作名人)
●廃棄物となるビニール製の緑や赤そして白色のバンド紐を用いて、受講生の皆さまは「金魚づくり」に挑戦!なれない工作に手惑いながら講師の手を借りながら完成させた。