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皆で、学び・考え・語り合った!電気のごみについて

2012年12月09日

 電気を使う私たちの課題として、主催である、NPO法人持続可能な社会をつくる元気ネット(東京)は、2007年より全国各地で、高レベル放射性廃棄物の地層処分について、多様な団体の発意を得て、住民・事業者・行政・研究者など多様な立場の方々が参画する場を設定し、自分たちができることは何か、社会がどう取り組んだらいいのか、多様な意見の相互交流を狙いに地域ワークショップ「共に語ろう、高レベル放射性廃棄物 ~もう、無関心ではいられない~」を開催しています。

 四日市の市民が集まって意見交換し、互いに学びあうことを目的とした高レベル放射性廃棄物ワークショップを、下記のように,学生さんから一般社会人までの参加を得て、四日市大学エネルギー環境教育研究会が協力し開催しました。

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日時:平成24年12月8日(土)11:00~16:20
場所:じば産三重5階大研修室
参加人数:62名(参加者、ファシリテーター、関係者)

《講義》
研究会会長 新田義孝(四日市大学環境情報学部教授)が、高レベル放射性廃棄物処分についての概念を講義

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《バーチャル処分場放映:容器や処分の仕方について視覚的に理解できるもの》

《参加者から講義の質疑:講師に質疑が行われた》

《ワークショップ:参加者が4グループに分散し、それぞれのグループにファシリテーター2名で行った》
 ワークショップは、一定の結論を出すことを目的にしているのではなく、高レベル放射性廃棄物処分を私たちの社会が抱える身近な問題として捉え、地域の将来を考える一つの要素として意見交換できる場として話合いを行いました。

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《ブループ発表》
 難しい問題かと思ったが、グループで話合う内に参加して良かったという意見が多々あり、結果、どのようなエネルギー政策となってもこの問題は考えていかなければならない問題で、継続して地域ワークショップを開催しましょうの意見。また、教育関係のプログラムを用意するべき、行政職員やもっと広く市民の皆さんに関心・参加要請していかねばいけないなどの発言が多く出されていました。

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※ワークショップでおこなわれた「模造紙にそれぞれの意見をポストイットに書き込んで各グループの内容」は、今後まとめられて、http://www.enecho.meti.go.jp/rw/ で情報公開されます。