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第3回「畑の学校 」 開催!フードマイレージと地産地消の関係も学ぶ!

2013年08月22日

8月22日(木)、畑の学校の第3回を開催しました。(参加者数:28名)
下野地区市民センターに集合して校長先生のお話を聞いたあと、畑に移動し、枝豆の収穫をおこないました。

今日も朝から暑い日でしたが、みんなで力をあわせてえだまめを根っこから抜いて収穫しました。

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枝豆の根っこに付いている根粒を観察しながら、根粒菌の働きについて学びました。大豆などのマメ科の植物は土の中にいるバクテリア(根粒菌)と上手に共生しているのですね。

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お昼ごはんのカレーをみんなで協力してつくりました。人参、ジャガイモ、玉ねぎを一口大に切り、お肉と炒めたあとコトコトしばらく煮込みました。カレーを煮込んでいる間に、枝豆を塩ゆでしたりサラダやフルーツポンチの盛り付けをしました。

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「いただきまーす」みんなで作ったお昼ごはんはおいしいですね。残さず全て食べました。
食後は、食器洗いや掃除など協力して行いました。

お昼休みの後は、三重銀行の山下さんを講師にお願いし「食をとりまく環境と経済のおはなし」の講義をしていただきました。
日本は食料の多くを輸入に頼っていること、フードマイレージについて、地産地消がいい理由などとても勉強になりましたね。
最後に、環境にとってやさしい食事として「旬のものを食べる」「地元でとれた新鮮なものを食べる」「残さず食べて食べ残しを減らす」の3点を実行して行こうという結論になりました。

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「畑の学校」は6月、7月、8月と3か月にわたって行いました。参加してくれた子どもたちは暑さに負けず元気いっぱいに活動してくれました。畑では、カエルや虫を追いかけることに夢中になる場面もありましたが、畑を耕すところからはじめてえだまめを収穫するまでを体験する中で、作物を育てる大変さを感じたのではないでしょうか。また、講義や、工場見学時には積極的に質問する姿も見られ、自分たちの食生活に関心を持ってもらえたのではないかと思います。