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津田学園小学校4年生と共に、「環境保全学習」

2013年12月20日

津田学園小学校(寺本豊校長)4年生は、「5つのものさし」で地域の川や生きものを守っていく!~そして、自分の生活と関連付けて募らしに生かす~と言うテーマで、環境保全学習を行っています。

自然豊かな場所に位置する津田学園の前には、二級河川の員弁川の支流である「嘉例川(かれがわ)」が流れています。
嘉例川の上流から中流そして下流まで、既に5年間も継続して環境保全活動を行っています。

●日時:平成25年12月19日(木)13:40~15:15
●人数:42名(児童)3名(教員)研究会(4名)

1.自然のすがた 2.豊かな生きもの 3.水のきれいさ 4.快適な水辺 5.地域とのつながりという「5つのものさし」で、実際に嘉例川に入って調査を行っています。

授業では、以下の3つの観点により、研究会メンバー"1.近藤三千代""2.榊枝正史""3.矢口芳枝""記録撮影:戸田和男"と環境学習を行いました。

1.これまでの嘉例川の「5つのものさし」による調査結果を、児童の皆さんから次から次へと元気な答えを教えてもらいました。

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2.嘉例川には、天然記念物で絶滅危惧種でもある「ヒメタイコウチ」が存在します。
  そこから「生態系」や食う食われるの関係である「食物連鎖」「絶滅危惧種」のことをパワーポイントでリアルに学びました。

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3.2年前に起きた豪雨により、湿地帯にいるヒメタイコウチは一時は大変な状況になったことがありました。
 異常気象につながる豪雨などは何が原因だと思いますか? すぐ手があがりました、そう「地球温暖化」です。
 IPCCや環境省などがそうであろうとしています。
 それは、化石燃料である石油、石炭、天然ガスなどを燃やして発生させる二酸化炭素が原因で、私たちの募らしと直結している、どんなことをしていけば良いかも元気な声で、具体的な行動を次から次へと提案していただきました。

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児童の皆さんは、自分たちで調べたことから疑問に思ったことなどを質問したり、研究会から投げかけた問いには完ぺきに答えていました。

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鳥も、草花も、お魚も、人間も、み~んなで仲良く住んでいける地球であってほしいと願っています!!