11月6日（日）伊坂ダムにて「八郷フェスタin伊坂ダム」が盛大に開催され大勢の家族連れが訪れました。

研究会は10時半より『自然観察会』を行い、秋晴れの気持ちのいいお天気のもと小学生や保護者などが参加してくれました。

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始めに、紅葉を楽しみながら高台まで登り、森を遠くから眺めて周りの景色とのつながりを見たあと、対象をしっかり観るためにスケッチを行いました。

また、目を閉じて鳥のさえづりや木々が揺れる音、虫の声などに耳を澄ませたり、肌に感じる風や太陽の光、匂いなど五感を働かせて自然を感じました。

そしていよいよ森の中に入り「森のしくみ」の観察です。森の階層構造について説明したあと、コナラの林と隣接しているヒノキの人工林との様子の違いを観察すると「明るさが違う」「土のフカフカさが違う」「ヒノキの人工林には他の木や下草が全然ない」など参加者から気付きの声がたくさん上がりました。

また、落ち葉を順番にめくって白い紙の上に並べ、目で見たり触ったり、匂いを嗅いだりして分解の様子を確認しました。

落ち葉の下から出てきた小さな生き物を通して「分解者」の役割について学びました。

子どもたちからは、「森の仕組みがよくわかった」「いろいろな生き物が助け合っていきていることがわかった」「楽しかった。また森に来たい」という声が聞かれました。

また展示ブースでは、6月の観察会での様子や見つけた田んぼの生き物の写真をパネルと映像で紹介し訪れた多くの人に見ていただきました。

　　この事業は四日市市エコパートナー委託事業です。